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2024年05月03日
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「THE VARIANT」

2010年02月06日
ジャンル:リドルストーリー
DL:vector
製作者:礼門屋




 紹介
中庭で見つけたその恋文はいったい誰が書いたのか・・・
読めば読むほど謎が深まるリドルストーリー・ノベルゲーム


>以上紹介文より転載


 レビュー

一度EDを迎えてみると、確かにリドルストーリー然とした作品。しかし、これでは面白みにかけます。
二度EDを迎えてみると、「おや?」という感じ。作品の意図が読めてきます。
三度EDを迎えてみると……なるほどなるほど、予想通りだがこれはなかなか面白い。
そこから更に読み直したくなるから不思議です。
読めば読むほど判らなくなる感触、これは堪りません。
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「URBAN LEGEND」

2010年02月03日
ジャンル:白昼夢
DL:作者様HP(研究所→作品ページ)
原作:COCO様(原作掲載ぺージに飛びます)
制作者:八神錬夜




 紹介
怖がりな男が見た怪現象は、果たして現実か。
自らの想像力に苦しむ男と、彼を救う黒縁眼鏡の男。
死にゆく脳細胞に、手向けの花を。


>以上紹介文より転載


 レビュー

題名のとおり日常にひそむ怪現象を描いたホラー作品。
スタンダードでも変則でもなく、情緒系です。感動作とは、また違います。
一味違った作品に映るかと。

内容としては、
何の変哲もない普通の男性が黒縁眼鏡の男と会う度に奇怪な現象に巻き込まれていく、というもの。
割と短い作品です。話数は片手分。速い人ならすぐに読み終わってしまいます。演出などの関係上あまり読み急ぐ事はオススメしませんが、気軽に楽しめる作品です。

個人的に好きなタイプの作品。
落ち着いた作りで、演出・見せ方にこだわりが見え、独自な味付けが光ります。

「FROGS」

2010年02月01日
ジャンル:叔父の住むカエル屋敷を訪ねる少年のADV
DL:vector
制作者:CHOCO8




 紹介
両親を亡くした少年は叔父の住む通称「カエル屋敷」を訪ねる。
人影のない屋敷を探索していくと…。
RPGツクール2000によるささやかな謎解きADVです。


>以上紹介文より転載


 レビュー

緑一色な叔父の家。
至る所でカエル(生・作り物共に)がゲコゲコやってる「カエル屋敷」が舞台の探索ADVです。
なかなかストーリーの方も独特で楽しめる作品だと思います。

作りは、オーソドックスなツクール探索ゲー。パズル要素は殆どなく、ヒントや暗号を解きながら少しずつ進んでいくタイプです。難易度は低め。かなりごり押しが効くので、ヒントの意味は判らないけど解けてしまった……なんて事がしばしばありました。

バトルオブイモウト」等と同様、ツクール製ってやっぱり良いですね。マップチップが可愛らしくて、尚かつ叔父の生活感が……ほんと水槽だらけw 部屋毎に置いてあるのはやっぱり(寂しかったの)でしょうか……。
思ったよりもストーリーが重いのが印象的でした。ちなみにEDは3つ存在します。

「UO ESCAPE」

2010年01月30日
ジャンル:ウルティマオンライン脱出パズル
DL:作者様HP(左バーTools→UOげーむ)
制作者:ぽち




 紹介
今日もブリタニアに降り立った貴方は、いつもと違う場所にいることに
気が付いた。「ここはどこだ?」
バックパックの中を見ると秘薬も装備もなにも無く、Blessed だった
スペルブックが1冊あるだけだった。
おかしいなと思いつつ外へ出ようと扉へ向かって開けようとするものの
扉には鍵がかかっていて外に出ることが出来ない。
貴方はやっと事態の重要さに気が付いた。「俺スタックしてるぢゃん!」
GMコールして4時間待ったけど「仕様です *smile*」とつれない返事
お腹も空いてきたし貴方はなんとか自力で脱出を試みることに・・・


>以上ゲーム序盤より転載


 レビュー

UO(ウルティマオンライン)版脱出ゲームです。
若干システムに癖があり、更にUOをやった事がない人にはさっぱりアイテム同士の因果関係が判らないという辛さがありますが、その辺りも楽しむぐらいの気持ちでプレイしてみると面白いです。

内容としては、
「俺スタックしてるぢゃん!」 ということで嵌って動けなくなってしまったプレイヤーをどうにか脱出させる……というもの。ちなみに↑上の紹介文の笑い所は『UO ありがとう』という動画を見るとイタイ程解るかもしれません。興味があれば、どうぞ。

さて、
恐らくワンプレイクリアは無理な作品です。気楽にいきましょう。
・アイテムは五つ以上持てない。
・アイテムの組み合わせは「アイテムAを調べる→使うを押す→アイテムB」。
・嵌ったら、勿論最初から。
割とアイテム解説が細かく適切ですので一般的な脱出ゲームの常識でも十分クリアは可能だと思います。アイテムの場所、使用不可の時にでるコメント、調べた時にでるコメント等をメモしながら頑張ってみてください。

「監禁ゲーム」

2010年01月15日
ジャンル:緊迫した雰囲気の脱出ゲーム
DL:作者様HP別館
制作者:創井珪
攻略:作品ページ下/プレイ動画




 紹介
-死神に魅入られた。ひとつのミスが命取り-

「目が覚めると、見知らぬ部屋に居た。
ここはどこなのか、どうしてここに居るのか分からない。
それどころか、自分の記憶が全く無い。これは一体……?」

文字だけのシンプルなテキストアドベンチャーゲームです。
いわゆる脱出ゲーム。暗号を解いて先に進みます。
部屋には様々なトラップが仕掛けられていて、失敗すると命はありません。
さあ、無事生きて脱出できるか?


>以上紹介文より転載


 レビュー

タイトルはちょっと危ういですけど、いわゆる脱出ゲームです。
「謎解き失敗→トラップ発動→即死」の連鎖に怯えながら解答を打ち込む緊張感……下手なホラーゲームよりも怖いかもしれません。

「目が覚めたら、見知らぬ部屋に居た」という見慣れ過ぎた展開から始まる今作。全体的に一貫して不気味でホラーな雰囲気は漂いますが、中心はやはり謎解きです。じっくり手元のメモに写したヒントを眺めながら一部屋一部屋進んでいきましょう。
謎解きのタイプとしては結構難しいと言われがちな類のものだと思います。手に入れた何個かのヒントを寄せ集めてコレしかない!という答えを見つけていくというよりかは、少ないヒントから発想をジャンプさせて幾つかの推測を建てていき後は虱潰しというタイプです。更に出てくる謎も初歩的な物から何とでも考えられそうな物まで幅があるので結構大変です。
詰まったら追加で更にヒントが――なんて優しい面もなく平気で殺してきますので、人によっては投げだしてもゴミ箱行きにはせずに不貞寝して明日に持ち込む……そんな根気が必要になってきます(体験談)。

そして、演出。
謎解き中心の作品である事は間違いありませんが、こちらにも秀でた作品です。
ヒントから答えらしきものを導きだし、さぁパスワードを打ち込んだ瞬間のドキドキ感……。結構慣れもあってグロや様々な精神攻撃に対しては耐性があるんですが、今作はほんと意味もなくビクビクしてしまいました(笑)
そこに座って」なんかと近い効果です。プレイ中、BGMが必要最小限に抑えてありまして、ここぞという時しか使われません。落差といいますか、静と動の合わせ技。自分では正解のつもりだけど実際の所どうなんだろう……という心理もあって、トラップの怖さが抜群に高められていたと感じます。

加えて、オマケ。
本編のみでも十分面白い作品ではありますが、クリア後に二週目をプレイしますと肩の力がドッと抜けるようなくだらない話へと分岐します。こういうのがあると作品の纏まりも増しますし、プレイ後の疲れも癒されて良いですね。
コテコテ、面白かったです。
つづきはこちら "「監禁ゲーム」"