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2024年11月24日
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「Merry Xmas」

2009年08月31日
ジャンル:クリスマス記念ホラーノベル
DL:作者様HP
制作者:領主

赤


 紹介
クリスマス記念 超短編ホラーノベル
クリスマスの夜は奇妙なホームページが現れる。


>以上紹介文より転載


 レビュー

季節はギリギリ夏。
そんな今だからこそ、雪舞う日々を想い、クリスマスホラーの紹介っす。
山ノ池」の作者様による超短編ツクールホラー作品。
上の真っ赤な画像……何やら不吉な感じがしますね。
山ノ池とは少し趣が違った作品です。

一言でいえば、(来ちゃう系)。
よくある雰囲気ですが、ただただ画面が赤いというだけで何か不気味な印象を受けてしまいます。
クリスマスだから赤い。赤いからクリスマス。何もおかしくはありません。
それでも違和感を感じてしまうのは、なぜでしょう。


今が夏だからでしょうか。
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「休談_8話_期間限定」

2009年08月29日
関連:「夏葬


夏葬ゲーム画面


夏葬という作品がありまして、

……。

現在四週目プレイ中。

繰り返しプレイは私にとってそんなに珍しい事ではないのですが、

この作品実に面白い。

どんなふうに面白いのかってのはまだ自分でもよく判りません。

だからレビューもできません。

ただ、

こういう作品を遊ばせてもらえる分、

フリーゲームというのは本当に良い物だなとしみじみ思います。

最近我が家に神器(PSP)が戻ってきました。

ほぼMP3・動画再生機状態です。

ゲームはフリゲで足りているという事に買ってから気付きました。

さて、

実はこの「夏葬」という作品は9/30までの期間限定の作品です。

普段そういう作品はやらないのですが、

そうとは知らず手を出してしまい後悔半分です。

雰囲気としては暗いというかテンションが低いというか。

長さはいつも通り短編。

どういう方にオススメしたらいいのか……

もしかしたら、

Nightmare Syndrome」作品が好きな方などにオススメな作品なのかもしれません。

まだまだ公開停止は先ですが、

興味をもたれた方は是非是非早めにプレイしてみてください。

良作です。

「dolphins were monkeys」

2009年08月28日
ジャンル:推理ADV
DL:vector
制作者:水野真守様
攻略:スイリモノブログ




 紹介
アメリカ北西部にある都市、ドッグランズヒルで探偵行を営む《僕》は、
ある日ひとりの夫人から、
夫の失踪に絡む事件の調査の依頼を受ける。
調査を開始した僕は、やがて事件の裏に張り巡らされた陰謀の中へと足を踏み入れていく…。

80年代から90年代の古き良きアドベンチャーゲームをイメージして作りました。
雰囲気を楽しんでプレイしてください。


>以上紹介文より転載


 前書き

この作品については以前少し触れましたね。
頭が悪い私では解けなくて、ギブアップ宣言した作品です→→「休談_7話_下手の推理ゲー好き

あれから二週間。
なんとか自力で解く事ができました。
某掲示板の力を借りまして何とかクリアする事ができました。
感謝感謝。
ヒントをくれた方、本当にありがとうございました。


 レビュー

古き良き推理ADVゲーを思わせる雰囲気もさることながら、
そのシリーズ第一話という雰囲気にピッタリな内容です。
推理を楽しませてくれる推理ゲームっす。

……。
いやまぁ、ゆとりが「古き良き」語るなとか、お前推理で泣いてただろといった投石行為は無しの方向でお願いします。


さてさて、
内容としては探偵もの。
主人公の一人称が《僕》というと、和製ゲームの影響からかどうも私は"女性に頭があがらないヘタレで少し惚けた男"という印象をもってしまいますが、今作の主人公はなかなかの切れ者です。
調査中は鋭い観察眼とちょっとキザな語りで次々と事件の絡まった紐を解いてくれます。手腕は素晴らしく、彼が推理パートまで担当してくれればこの作品のプレイ時間はものの15分ほどで足りるでしょう。しかし、そうはならないのが泣き所です。

全然、駄目だ。
事件の真相には程遠い。
僕の脳味噌を錆び付かせないでくれよ。

とにかく推理が難しいです。

推理パートに立ちはだかるは、15の質問。
プレイヤーの事件の理解力をはかるという事で、非情なまでに厭らしく作ってあります。以前私は推理パートを見て「選択肢がみんなソレっぽくて、ちっとも進まないです……」なんて弱音を吐きましたが、たぶんそれは作者様の狙い通り。推理にあやふやな箇所があれば、自然とこの作品は解決編への扉を閉ざします。

必要とされるのは、地道な捜査。
調査パートを何度も見直しながら登場人物の証言を細かくメモに残し適当なツールで整理する……、そこから見えてきたものを更に証言から検証し、最後には主人公の何気ない冗談にさえ意味を見出して隙間を埋めていく……。


ミステリーとしてどうか?みたいなものはミステリーマニアさん達に任せて、私はかなり頭を使わせてもらえる作品だと思います。
色々なワードが何を意味するのか? 例えば(プラスチック小片)が私にとって一番の難所でした。
そういうのを一つ一つ崩していく作業は苦しくも、のりこえてみれば楽しい何とやらですね。
当たり前のことですが、感動しました。推理ゲー最高。


最後にちょっと思ったのが、
この作品の世界では未解決の不審死が多そうですね。
現実ではどうなんだろ……?
ヒント "「dolphins were monkeys」"

「P+ -ププラス-」

2009年08月25日
ジャンル:プリン作りアドベンチャー
DL:作者様HP
制作者:RiCo

風邪にはプリンだ!


 紹介

「どうやら風邪にはプリンが良いらしい?」

そんな根拠のない噂から始まるアニーのプリン作り。
風邪で調子が悪い兄・オーウェンの為にまずはレシピと材料集め!



 レビュー

ほのぼのプリン制作ADVです。

キャラゲー色が強いですね。
紹介には三人しか載っていませんが他にも魅力ある変なキャラクター達がいまして、町の中を行き来しながら彼らとのほのぼのとしたやりとりが楽しめます。
『愉快だけど、狙い過ぎていない』そんな人たちが多くて親しみやすいのが特徴です。
私のお気に入りのキャラクターはやっぱり「パンタローネ」(↑上の画像のグライダーに乗っている物体)。第一印象で、"きっと中にオッサンが入ってる"と予想した私は色々と毒されすぎてるようです……。
あと、骨元気の人も捨てがたいですね。


そして、プリン作りの方もこれがなかなか面白くて、意外と容易くありません。
初めはどうしても材料が集まらず理想のプリンが作れないかもしれませんが、何度かプレイしていくと材料獲得ルートが見えてきましてだんだん簡単になっくると思います。そうなれば今度は「おいしいプリン」から「喜ばれるプリン」作りへ――好きなキャラクターの笑顔が見られるよう頑張ってみてください。


全体的に雰囲気は「犬と猫」作品と近い感じです。アクが無く、全年齢男性女性限らずオススメできる良作っす。

「山ノ池」

2009年08月23日
ジャンル:超短編ホラーノベル
DL:作者様HP
制作者:領主

ツクールホラー


 紹介
登山キャンプ中に遭難してしまった若い男。
森を彷徨う内に、小さな池に辿り着いた男は、そこにいた女性に、声をかける‥‥。

プレイ時間はおよそ5分程度の、超短編ホラーノベルです。


>以上紹介文より転載


 レビュー
バトルオブイモウト」の作者様のツクールホラー作品です。
ホラーとしてどうかといえば火力不足かもしれません。

長すぎず、叫び声とか「後ろにいるよ」みたいなものに頼らない正統派で、尚且つ綺麗にオチが決まっている、という作りが素晴らしいと思います。
案外ホラーが苦手な人にオススメかもしれませんね。