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2024年11月22日
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「死神の迷い鳥」

2009年08月02日
ジャンル:ショートホラーノベル
DL:vector
制作者:ノラ

鴉


 紹介
鴉がとまっている。
地面ばかり見て空を仰がない私には、見えないはずの鴉。
コミックメーカー2で作成した幻想サスペンス。


>以上紹介文より転載


 レビュー
怪物のかぞく」の作者様の次作です。
コチラも超短編。三分もかからず読みきれます。

「京極堂のパロディとして書き始めたけどオリジナルになった話」と作者様が語る今作。
個人的に作者様の作品で一番好きな物語です。

京極夏彦さんの書かれる狂人もそう――。
彼らの思考とか執着って凄く魅力的で、惹かれてしまいます。
モノは書きよう、ですね。本当に。
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「鍵」

2009年07月17日
ジャンル:ショートショートホラー
DL:vector
制作者:佐音友俊

あるある

 紹介
5分以内には読めてしまいます。
分岐点もあり、5通りの結末を用意しました。
一応ホラー系ですのでベストエンドはありません。


>以上紹介文より転載


 レビュー
忘れた頃にひょっこり出てくる鍵。
手元で転がしながら、「これ、どこの鍵だったかしら…」と考えを巡らしたり――

そんな風に訪れるショートホラーストーリーです。
クリアした後やり直すと選択肢が増えているタイプ。五通りに分岐します。
意外なストーリー展開もあり――身の凍る恐怖体験に加えて人間のドロドロとした感情が付随したホラーというのは良い物ですね。
死んだ人間がシクシク泣く)など、独特な作風も良かったです。

「苦情」

2009年07月15日
ジャンル:日常ホラー
DL:vector
制作:わいわい☆工房

かわいた凶器


 紹介
いつもと変わらない、普通の日。彼に降りかかった災難とは・・・。

3分で読み終わるシンプルなショートノベル。


>以上紹介文より転載


 レビュー
(超激辛様の方へもレビューを送らせて頂きました)

苦情センターに潜む恐怖を描いた作品。
ごく短い作品です。

内容としては(呪い)モノなんですが、何の変哲もない日常のほんの1コマに込められた狂気として描かれているためインパクトが何倍にも強く感じられます。
刺激的なグラフィックによる視覚面と、BGM・効果音無しという聴覚面。
この二つも良いアクセントとなっていますね。

雰囲気でいうと「世にも奇妙な物語」のような感じです。
恐らく小説にしても映像にしても、直球で勝負してはなかなか栄えない題材だと思います。
ホラーゲームの良さを上手くいかした良作です。

「突き落とし幽霊」

2009年06月30日
ジャンル:学校ホラー
DL:vector/ふりーむ!
制作者:神波裕太

階段には注意?


 紹介
夕方、人がいなくなった校舎の階段をおりているときに振り向いてはいけない。
振り向いたら突き落とし幽霊に突き落とされる。

この平凡な学校の、かわった怪談「突き落とし幽霊」
単純なだけに、恐ろしい怪談。

ENDは2つ。
プレイ時間5分にもならないショートショートホラーゲームです。


>以上紹介文より転載


 レビュー
題名から内容が読み取れそうな話ですが、やってみると以外に裏切られる内容で良かったです。

プレイする前に予想してみてください。
突き落とし幽霊とはなんなのか?

短短編であり、あまり期待以上の怖さは得られないかもしれません。
けど、この恐怖の形を描くには丁度いい分量なのではないでしょうか。

「愛を探して」

2009年06月28日
ジャンル:真実の愛の意味を求めるきららの感動ストーリー
DL:作者様HP(ゲーム→ノベル劇場)
制作者:星屑きらら




 紹介
愛は決して崩れることが無いと信じていたあの頃
忘れかけていた物を思い出す為。
きららは歩き出す。


>以上紹介文より転載


 レビュー
3分程で終わるショートストーリーです。
ストーリー概要、キャラ一覧など覚える必要がございません。手軽に楽しめます。

短短編らしいメリハリさがあり面白かったです。
ゲームは大きく分けて二つの流れで構成されています。
序盤の流れが印象に残るか、ラストが印象に残るかは人によって分かれるかと思います。
結果的にお互いがお互いを補い合っており、作品全体の印象をより強いものとしているのではないでしょうか。
綺麗に纏った良作です。