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2024年11月22日
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「図書室のネヴァジスタ「THE FOOL」」
2009年07月02日
ジャンル:エコロジー・ノベル
DL:作者様HP
制作:TARHS
補完:今作は「図書室のネヴァジスタ」のエコロジー・ノベルです。
注:BL要素
紹介
それは、ネヴァジスタが用意した、ひとつの「ゲーム」
エイプリルフールに開かれたドラッグ・パーティー。
参加者はシークレット・サイトのチャットルームの住人――
「ケット・シー」「クランケ」「エイプリル」「イギー」「ミルク」「k」「ゴースト」
そして、サイトマスター「ネヴァジスタ」
「全員のハンドルネームを、最初に当てた人物に賞品を」
――5キロの覚醒剤。末端価格で二億を超す代物だ。
ネヴァジスタがマフィアから奪った覚醒剤をめぐって、
潜入麻薬捜査官、マフィアの使い、また前回のパーティの復讐劇が交錯する。
誰が友人で誰が敵なのか、何が嘘で何が真実なのか。
>Who is Neversista・・・?
果たして、パーティが終わるまでに、全てのハンドルネームを暴くことができるのか。
>以上紹介文を転載
レビュー
まず一言。
「ドラッグパーティ」という事で、ドラッグ要素があります。
ですが、案外その成分は薄くて舞台設定の一部ぐらいの感覚です。この辺り、ドラッグ系にありがちな無駄にツンツンと尖った雰囲気が苦手な人も心配なく楽しめると思います。
さてさて、全体的にノリが良い作品です。嵌ります。
半隔離された空間内という推理的な要素を持ちながらBL的な要素も持ち、アレも在るぞコレも在るぞと、どんどん持てる燃料を燃やしてプレイヤーを退屈させる事無く引っ張ってくれます。ザッピングや色々な仕掛けの効果もあって、無理なく読みきれる作品ではないでしょうか。+プラス、ラストの挿入歌込みの盛り上がりにはやられましたね……ア○トーークを見るのを素で忘れるぐらい威力があります。
そしてやはりハンドルネーム当ては重要な面白みで、私のような直感型の馬鹿ですら燃えさせて頂きました。メモ帳を振り返ると、(猫妖精)が現れたり消えたり別人とくっ付いたりとはしゃいだ後が見えます。(この浮気者め)。 とはいえ、肩に力をいれすぎると「簡単すぎた」とか「拍子抜けした」となりがちです…"ハンドルネーム当て"よりも"作者様との勝負"と考えた方が良さそうですね。数々の仕掛け、ジャブ・フック・ストレートにどう反応するか、どう解釈し無駄を切り捨てるか。そうすると容易くはないですし、二週目の答え合わせも面白くなると思います。私は(act6の探偵の言葉)に惑わされ、難しく考えすぎました。(雰囲気だけのへたれ探偵だったとは…)。
少々気になった点を挙げると、act3の某ネタ。
この作品上では浮いているし唐突に出されたので気持ち悪く感じました。
まぁ、ネタはネタなんですけど、薄っぺらさをあえて出す必要はないかと…。
絵、文章、キャラクターの魅力。フリーとしては勿体無い作品ですね。
締めも綺麗に納得できる形です。←エピローグはお忘れなく!
是非是非。
DL:作者様HP
制作:TARHS
補完:今作は「図書室のネヴァジスタ」のエコロジー・ノベルです。
注:BL要素
紹介
それは、ネヴァジスタが用意した、ひとつの「ゲーム」
エイプリルフールに開かれたドラッグ・パーティー。
参加者はシークレット・サイトのチャットルームの住人――
「ケット・シー」「クランケ」「エイプリル」「イギー」「ミルク」「k」「ゴースト」
そして、サイトマスター「ネヴァジスタ」
「全員のハンドルネームを、最初に当てた人物に賞品を」
――5キロの覚醒剤。末端価格で二億を超す代物だ。
ネヴァジスタがマフィアから奪った覚醒剤をめぐって、
潜入麻薬捜査官、マフィアの使い、また前回のパーティの復讐劇が交錯する。
誰が友人で誰が敵なのか、何が嘘で何が真実なのか。
>Who is Neversista・・・?
果たして、パーティが終わるまでに、全てのハンドルネームを暴くことができるのか。
>以上紹介文を転載
レビュー
まず一言。
「ドラッグパーティ」という事で、ドラッグ要素があります。
ですが、案外その成分は薄くて舞台設定の一部ぐらいの感覚です。この辺り、ドラッグ系にありがちな無駄にツンツンと尖った雰囲気が苦手な人も心配なく楽しめると思います。
さてさて、全体的にノリが良い作品です。嵌ります。
半隔離された空間内という推理的な要素を持ちながらBL的な要素も持ち、アレも在るぞコレも在るぞと、どんどん持てる燃料を燃やしてプレイヤーを退屈させる事無く引っ張ってくれます。ザッピングや色々な仕掛けの効果もあって、無理なく読みきれる作品ではないでしょうか。+プラス、ラストの挿入歌込みの盛り上がりにはやられましたね……ア○トーークを見るのを素で忘れるぐらい威力があります。
そしてやはりハンドルネーム当ては重要な面白みで、私のような直感型の馬鹿ですら燃えさせて頂きました。メモ帳を振り返ると、(猫妖精)が現れたり消えたり別人とくっ付いたりとはしゃいだ後が見えます。(この浮気者め)。 とはいえ、肩に力をいれすぎると「簡単すぎた」とか「拍子抜けした」となりがちです…"ハンドルネーム当て"よりも"作者様との勝負"と考えた方が良さそうですね。数々の仕掛け、ジャブ・フック・ストレートにどう反応するか、どう解釈し無駄を切り捨てるか。そうすると容易くはないですし、二週目の答え合わせも面白くなると思います。私は(act6の探偵の言葉)に惑わされ、難しく考えすぎました。(雰囲気だけのへたれ探偵だったとは…)。
少々気になった点を挙げると、act3の某ネタ。
この作品上では浮いているし唐突に出されたので気持ち悪く感じました。
まぁ、ネタはネタなんですけど、薄っぺらさをあえて出す必要はないかと…。
絵、文章、キャラクターの魅力。フリーとしては勿体無い作品ですね。
締めも綺麗に納得できる形です。←エピローグはお忘れなく!
是非是非。
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