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2017年09月24日
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「ロスト ロマンサー」

2009年06月07日
ジャンル:シュールノベル
DL:vector
製作者:沙良竜司

革命の予感

 紹介
どこか、もう一つの日本。

黄昏の世紀。
世界情勢は混迷し、固定化した階層社会に倦んだ人々は、デスゲームを容認し、熱狂していた。

一方、街には不穏な分子が暗躍し、次々と路上に浴槽を設置してゆく。
彼らの目的とは・・・。

下流を生きる佐藤は、ゲームの駒として、黙示録的世界の、明日無き日常を彷徨う。

路上入浴。感染。革命。全裸。記憶の女。
湯気の向こうの御伽噺・・・。


>以上作者HPより転載


 レビュー
(超激辛の方へもレビューを送らせて頂きました)


未来系でしょうか? カオス系でしょうか? ネタ系でしょうか?
こういうのは区分けが難しいですね。
一応ベクターの帯には、
「彷徨える魂の、近未来黙示録」と記されています。いやはや――
世界観で魅せられながら、展開もスピーディなので一気にラストまで突っ切れます。
プレイ時間は30~20分ほど。
真ロマン派革命とは? 路上入浴の真の意味とは?
是非、その眼で確めてください。

作者様の作品は既に「雷雨」「王国の夏」「ニモノ」と、今作を含め四つ公開されています。
そのシュールだけど、けして外さない作風が実に素晴らしい域に達しています。
もし未体験の方なら、「王国の夏」から初めてみるのがオススメ。
今作と"ニモノ"は少々アクの強さを感じました。
ホラーが好きな人なら"雷雨"から初めてみるのも良いかもしれません。


word→シュール 路上入浴 デスゲーム 喪失 そんな日常、その連続
 感想
・二度美味しいかったです
シュールな雰囲気を軽い気持ちで楽しむ、恐らくそんなゲームなのですが
何度もプレイした事もあって、
どーにも主人公を取り巻く環境の方へ思考を傾けてしまいがちでした。
~彼女の赤ん坊も死んだ。僕の血を受け継ぐモノも無い。~
みたいな感傷的なフレーズが時々挿入されます。
こういうのを見るとついつい現実と繋げて考えてしまい、
あれやこれや雑念が浮かんできます。
(まぁ、私の人生が寂しい事についてはどーでも良いんですけど、ええ)
割とその辺りの「喪失感」を形にした情緒的な作品としても良作なのではないでしょうか。


・当ててくるな…
シュール系というと私はどうも苦手なたちで、
ネタを外されると何故かコチラの方が赤面してしまうんですよね。
途中で止めてしまう事が多いのですが、
逆に沙良竜司様の作品には信頼感があり、王国の夏をプレイしてから大ファンであります。
文章、絵、BGM、効果音、四つ揃ったシュール。ある意味コレハ反則ですね。

・次回作が待たれる所です。
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Comment
ありがとうございます
はじめまして、saryouです。
先日、激辛のレビューも拝見しました。
(同一人物のハサミさんですよね?違っていたらゴメンなさい。)

作品を発表しても、感想は滅多に聞ける事はありません。
反響も無さそうだし、誰か楽しんでいるのだろうか?
という感じで、そろそろ潮時かな、と最近思っていました。

そんな訳で、ハサミさんの感想には驚いているし、感激であります。
最初にお読み頂いた「王国の夏」は、
特に反響が無かった感じがするのですが、
作って良かったなあ、と今、思えました。

これからも、是非、お付き合い下さい。
よろしく。
こちらこそ
初めまして、saryouさん。
激辛様の方も見て頂き光栄です。

投稿したレビューについては度が過ぎた点があり、
あれからずっと反省していたのですが、
saryouさんのコメントを見て、今は救われた気分です。

あと、「王国の夏」はある意味トラウマです。個人的に衝撃でした。


創作には苦難がついて回ると思いますが、
saryouさんの情熱が続くようこれからも応援しております。
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