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2024年11月21日
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「Heaven …誰モ君ヲ知ラナイ…」

2009年06月06日
ジャンル:心理探索アドベンチャー
DL:vector
製作者:たご
攻略:上記作者HP参照
補完:外伝的小説「identity in the heaven」
必要:RPGツクール2000 RTP

花束の横にいるのが貴方


 紹介
記憶喪失の主人公を操り、2Dマップ上を探索する
目的は「ある人物」の心理の解明
断片的に現れる幻影は何を訴えているのか
「想像と理解」をテーマに、RPGツクール2000で製作したアドベンチャーゲーム


 レビュー
(超激辛の方へレビューを送らせて頂きました)


 +補足
 システムは本当に脱出ゲームみたいな感じです。
 つまり、「謎解きは頑張りすぎず、ストレスが溜まる一歩手前で素早く攻略へ」が大事です。
 ついでに勝手に攻略の補足も(キー→14番目 名前→相沢友弘


 word→少年犯罪 体験と確認の差 客観性に喰われる自我 母と子 相互理解の壁(霧)
 感想
・ヘタレビュー
恐らく私が最も多く繰り返しプレイをしたフリーゲーム作品です。
なので超激辛の管理人さんが仰るような、MAPの広さや謎解きの難しさなどは
既に感じなくなっていたというか、頭にありませんでした。
レビューとしてこれは問題ですね…。
確かに少々不親切な所がチラホラ。
難易度がもう少し低かったら、一般的な評価も変わっていたかもしれません。
(誕生日表がアイテムとしてGETできて、持ち運べたり)

・母と子
途中の彼らのやり取りといい、最期の会話シーンといい、
やっぱり二人の関係が心に残ります。
友弘にとって母親の存在がどれだけ大きかったのかは判りませんが、
心が人との触合いで成長すると考えるなら、
早熟であった友弘から課される母親への責任、
それは彼女が考える以上に重かったのかもしれませんね。

・伸彦の物語
最期の最期で登場する彼。
実際このゲームの本編は彼が書いた物語なので、本当の主人公は彼なのかもしれません。
整理すると…
真二君→元少年犯。駅で伸彦の小説を読み終わる。
友弘君→記憶喪失の青年。物語の主人公。真二のコピー兼伸彦の分身?
のぶちゃん→物語の作者。郷田伸彦。中学生の小説家。ひきこもり。
のりちゃん→物語中での伸彦に近い存在。伸彦の自己批判の塊?
といった感じでしょうか?
案外真二自身の心理描写は少なくて、作者HPの小説にちょっぴり載っているぐらいです。
彼の小説の感想も殆どなく、結局ゲーム全体が掴み所のないものとして終わっています。
うーん、真二は伸彦を拒絶しなかったから一応二人とも通じた物はあったのでしょうか…
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