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2024年11月22日
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「リバース」
2009年06月18日
ジャンル:もといた場所へかえる短編RPG
DL:作者様HP
製作者:vol.様
紹介
薄暗く静かな場所を、かえるためにすすんでいく話。
シンプルな戦闘が特徴の、淡々とした雰囲気のRPGです。
短編なのでお気軽にどうぞ。
>以上説明文より転載
レビュー
薄暗い石畳の部屋、女の子は眼をさましました。
ベッドの隅にはテディベアがもたれる様に座っていました。愛らしくて、そして――
どこからか声が聞こえます。
「かえらないと。
もといたばしょへ。」
だから。女の子は"かえる"ことにしました。
テディベアに導かれるように世界を奥へ奥へ進んでいくRPGです。
途中色んなモンスターや見知らぬおばっ……お姉さんや魔女っ子達が邪魔してきますけど、気にせず進んでいきましょう。
テディベアがポツンと待っている事があります。必ず話しかけて独り言を聞いてあげましょう。
EDを迎えたとき、貴方は感動しているかもしれません。でも、もう一つEDがあります。見るかどうかは貴方次第です。
と、いった感じで変な文章を書いた事が、本当に申し訳ないぐらい良い作品です。
初めは独特な戦闘システムに四苦八苦するかもしれません。
ステータスを見ると数値は四つ、DP・pain・ぶき・かべ。この二つ目、painが非常に重要となってきます。
painはMPと能力補正を兼ねた数値で、敵の攻撃をくらうと増えるんですが、敵も同じくpainを備えています。
よって、主人公も敵も攻撃を受ける度に強くなっていきます。そしてMPも兼ねる為、調子良く攻撃を続けていると突然敵の大技で即死!という事が多々起きます。窮鼠猫を噛むといった感じですね。
また、DP回復などに気をとられるとpainが下がり、結果的に女の子が弱々になってしまうのにも注意が必要です。
とまぁ長々と書きましたが、一応難易度は優しいレベルなので誰でも短時間でクリアが可能です。
(かいこん→ぼうぎょ多用)がコツっす。
そしてやはり特筆するべきはストーリー。
どうも語り過ぎない物語、というものに私は惹かれてしまうようで、「唄ウ人形」や「Heaven…誰モ君ヲ知ラナイ…」もそうでしたね。
「誰モ…」の作者・たご様の言葉に「モニター画面に表れたものが完成品ではなく、プレイヤーの胸のなかで初めて完成する」というものがあります。
その意思が作品を通してプレイヤーに与える、何とも言えない余韻や考える楽しさ、なんていうのは有触れた価値基準では計りきれない輝きそのものではないでしょうか。
+追記
(心電図のピー音)は反則ですよ。その昔(AMの「AIRAM EVA」)で涙した記憶が……。
DL:作者様HP
製作者:vol.様
紹介
薄暗く静かな場所を、かえるためにすすんでいく話。
シンプルな戦闘が特徴の、淡々とした雰囲気のRPGです。
短編なのでお気軽にどうぞ。
>以上説明文より転載
レビュー
薄暗い石畳の部屋、女の子は眼をさましました。
ベッドの隅にはテディベアがもたれる様に座っていました。愛らしくて、そして――
どこからか声が聞こえます。
「かえらないと。
もといたばしょへ。」
だから。女の子は"かえる"ことにしました。
テディベアに導かれるように世界を奥へ奥へ進んでいくRPGです。
途中色んなモンスターや見知らぬおばっ……お姉さんや魔女っ子達が邪魔してきますけど、気にせず進んでいきましょう。
テディベアがポツンと待っている事があります。必ず話しかけて独り言を聞いてあげましょう。
EDを迎えたとき、貴方は感動しているかもしれません。でも、もう一つEDがあります。見るかどうかは貴方次第です。
と、いった感じで変な文章を書いた事が、本当に申し訳ないぐらい良い作品です。
初めは独特な戦闘システムに四苦八苦するかもしれません。
ステータスを見ると数値は四つ、DP・pain・ぶき・かべ。この二つ目、painが非常に重要となってきます。
painはMPと能力補正を兼ねた数値で、敵の攻撃をくらうと増えるんですが、敵も同じくpainを備えています。
よって、主人公も敵も攻撃を受ける度に強くなっていきます。そしてMPも兼ねる為、調子良く攻撃を続けていると突然敵の大技で即死!という事が多々起きます。窮鼠猫を噛むといった感じですね。
また、DP回復などに気をとられるとpainが下がり、結果的に女の子が弱々になってしまうのにも注意が必要です。
とまぁ長々と書きましたが、一応難易度は優しいレベルなので誰でも短時間でクリアが可能です。
(かいこん→ぼうぎょ多用)がコツっす。
そしてやはり特筆するべきはストーリー。
どうも語り過ぎない物語、というものに私は惹かれてしまうようで、「唄ウ人形」や「Heaven…誰モ君ヲ知ラナイ…」もそうでしたね。
「誰モ…」の作者・たご様の言葉に「モニター画面に表れたものが完成品ではなく、プレイヤーの胸のなかで初めて完成する」というものがあります。
その意思が作品を通してプレイヤーに与える、何とも言えない余韻や考える楽しさ、なんていうのは有触れた価値基準では計りきれない輝きそのものではないでしょうか。
+追記
(心電図のピー音)は反則ですよ。その昔(AMの「AIRAM EVA」)で涙した記憶が……。
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