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2024年11月22日
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「不思議体験シリーズ」
2009年07月21日
ジャンル:トンデモ不思議体験ショートストーリー集
DL:vector
制作者:SENSEI様
紹介
透視能力を駆使し、様々な世界を見る事ができた子供時代。
そんな過去を主人公が振り返り記録として残したのがこの作品集。
時間や空間、一固体としての制限から解き放たれた少年は何を見るのか。
真実の発見は私達に何を語りかけるのか。
全編驚愕間違い無し。
勿論全てフィクションですよ
レビュー
「トンデモ」系です。
今では一部しか流してませんが、昔はTVで頻繁にやっていたらしいですね。
UFOとか古代文明とか霊とか前世とか。
キムタクドラマに対抗してやるぐらいですから、視聴率も良かったのでしょう。
子供の時、私も見ました。若干トラウマです。
子供ながらにフィクションというのは理解できるんですが、番組の内容以上に気持ち悪い大人達の姿が目に焼きつき、上手く心の整理ができませんでした。
震えながら叫びまくる老婆や、飛び跳ねながら失神する女性など、世に言うキ○ガイっぽい人達……
あれは役者が演じていたのか、どこかからTV局が拾ってきたのか。
幼い頃は考えても考えても判らなかった問題です。
――何にしろ、あまり気分が良い物ではありませんね。
このシリーズ、2003年と結構古くから続いている一話完結型のデジタルノベル集です。
超激辛様でも紹介されていまして、私も随分前より存在は知っていました。
しかし、上記の負の記憶からレビューの煽り文↓
・こっ…これがトンデモか…。
・マジに書いてないでしょうね。こんなモン。
に脊髄で反応してしまい、つい先日までプレイ避けてきました。
実際何も知らずにプレイするとそのぶっ飛んだストーリーに幾らかの人が「気持ち悪い!」とか「この作者大丈夫なの?」と反応するかも……。
そんな人の不安を解消する為に作者様がQ&Aを立てておられます→→コチラ。
一応苦手な人にはオススメはしません。
ただ、良識ある方(と、見受けました)が作った作品です。気になる表現や受け付け難い思想は見受けられませんでした。
逆に関心したり爆笑したりする点がチラホラ。
千歳と千葉と硫黄島を繋いだ地図には笑いました(気になる人は『英雄伝説3』をプレイ!)。
題材も幅広く扱っているので、興味のある作品から手に取ってみてはどうでしょうか。
長い前置きは終わり。ゲーム内容に移ります。
形式はYuuki! Novel。短編なのでさほど機能の面で気になる事はありませんでした。
逆に訳あってこの作品集はYuuki! Novelじゃないと駄目なんです。そこも笑い所w
だいたいストーリーは、透視能力を持つ主人公の少年が何かに興味を持ち実際にそれを見に行くという導入から始まります。
失われた大陸や富士山の秘密など、向かう先は様々。
歴史、SF、オカルト、科学とジャンルも多彩。
展開も面白く、仏に会いに行くつもりが会えずに中東イスラエルに飛ばされてしまい、なんだかんだあって最後には地球を全人類と共に飛び立ち生命の神秘を体験するという話もあり、何とも言えないレベルの自由っぷりです。
さすがトンデモ。他には無い魅力がいっぱい。
あと、話の途中に「あの石の秘密は○○で見た神秘の力が関連し……(詳しくは『□□の△△』を参照)」という風に、過去作品とリンクする記述が多く見られます。
様々な方向に吹っ飛んだシリーズなのに、意外としっかりした構成で作られており、登場した一つ一つの要素を大切にしています。
過去作品というと50作品以上存在するので少々読みにくくもありますが、個人的に好印象でした。
そしてやっぱり、BGMや背景が上手くマッチしていて良いですね。
作者様が旅好きなようで、出てくる画像の中にオリジナルの物も含まれているのでしょうか。
透視世界という奇抜な環境を表現しきるその手腕は見事の一言です。
内容に同調させたBGMとイメージ背景の切り替えしが実に素晴らしく、一見平凡な素材達が鮮やかに映えます。
もう一度言いますが、全編フィクションですよ?
私もまだまだ全部プレイしきれていない現五十話以上、構想500話を越す巨編シリーズ。
良作っす。
DL:vector
制作者:SENSEI様
紹介
透視能力を駆使し、様々な世界を見る事ができた子供時代。
そんな過去を主人公が振り返り記録として残したのがこの作品集。
時間や空間、一固体としての制限から解き放たれた少年は何を見るのか。
真実の発見は私達に何を語りかけるのか。
全編驚愕間違い無し。
勿論全てフィクションですよ
レビュー
「トンデモ」系です。
今では一部しか流してませんが、昔はTVで頻繁にやっていたらしいですね。
UFOとか古代文明とか霊とか前世とか。
キムタクドラマに対抗してやるぐらいですから、視聴率も良かったのでしょう。
子供の時、私も見ました。若干トラウマです。
子供ながらにフィクションというのは理解できるんですが、番組の内容以上に気持ち悪い大人達の姿が目に焼きつき、上手く心の整理ができませんでした。
震えながら叫びまくる老婆や、飛び跳ねながら失神する女性など、世に言うキ○ガイっぽい人達……
あれは役者が演じていたのか、どこかからTV局が拾ってきたのか。
幼い頃は考えても考えても判らなかった問題です。
――何にしろ、あまり気分が良い物ではありませんね。
このシリーズ、2003年と結構古くから続いている一話完結型のデジタルノベル集です。
超激辛様でも紹介されていまして、私も随分前より存在は知っていました。
しかし、上記の負の記憶からレビューの煽り文↓
・こっ…これがトンデモか…。
・マジに書いてないでしょうね。こんなモン。
に脊髄で反応してしまい、つい先日までプレイ避けてきました。
実際何も知らずにプレイするとそのぶっ飛んだストーリーに幾らかの人が「気持ち悪い!」とか「この作者大丈夫なの?」と反応するかも……。
そんな人の不安を解消する為に作者様がQ&Aを立てておられます→→コチラ。
一応苦手な人にはオススメはしません。
ただ、良識ある方(と、見受けました)が作った作品です。気になる表現や受け付け難い思想は見受けられませんでした。
逆に関心したり爆笑したりする点がチラホラ。
千歳と千葉と硫黄島を繋いだ地図には笑いました(気になる人は『英雄伝説3』をプレイ!)。
題材も幅広く扱っているので、興味のある作品から手に取ってみてはどうでしょうか。
長い前置きは終わり。ゲーム内容に移ります。
形式はYuuki! Novel。短編なのでさほど機能の面で気になる事はありませんでした。
逆に訳あってこの作品集はYuuki! Novelじゃないと駄目なんです。そこも笑い所w
だいたいストーリーは、透視能力を持つ主人公の少年が何かに興味を持ち実際にそれを見に行くという導入から始まります。
失われた大陸や富士山の秘密など、向かう先は様々。
歴史、SF、オカルト、科学とジャンルも多彩。
展開も面白く、仏に会いに行くつもりが会えずに中東イスラエルに飛ばされてしまい、なんだかんだあって最後には地球を全人類と共に飛び立ち生命の神秘を体験するという話もあり、何とも言えないレベルの自由っぷりです。
さすがトンデモ。他には無い魅力がいっぱい。
あと、話の途中に「あの石の秘密は○○で見た神秘の力が関連し……(詳しくは『□□の△△』を参照)」という風に、過去作品とリンクする記述が多く見られます。
様々な方向に吹っ飛んだシリーズなのに、意外としっかりした構成で作られており、登場した一つ一つの要素を大切にしています。
過去作品というと50作品以上存在するので少々読みにくくもありますが、個人的に好印象でした。
そしてやっぱり、BGMや背景が上手くマッチしていて良いですね。
作者様が旅好きなようで、出てくる画像の中にオリジナルの物も含まれているのでしょうか。
透視世界という奇抜な環境を表現しきるその手腕は見事の一言です。
内容に同調させたBGMとイメージ背景の切り替えしが実に素晴らしく、一見平凡な素材達が鮮やかに映えます。
もう一度言いますが、全編フィクションですよ?
私もまだまだ全部プレイしきれていない現五十話以上、構想500話を越す巨編シリーズ。
良作っす。
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