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2017年09月24日
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「そして彼女は語りだす」

2009年09月03日
ジャンル:語ることで、嘘も真実となるADV
DL:vector
制作者:茅野真奈
注意:12歳以上推奨

夕顔の存在だけは嘘ではないと思う


 紹介
彼女が語るのは、若き日の出来事と「あの子」のこと。
真実を知る者は彼女一人。けれど、彼女が真実を語るとは限らない。

それでも、何も知らなければ語られた過去こそが真実です。


>以上紹介文より転載


 レビュー

紹介を見てもらうと判る通り、
プレイする前から「語られる物語が真実とは限らない」事を明かしてしまっている面白い作品です。


ストーリーは主人公・咲夜がある人物について詳しく話を聞くべく老婆の元を訪ねる所から始まります。そこで彼が聞かされるのは今では遠い昔となってしまった老婆の若き日の出来事……悲しい悲劇の物語です。詳しく話しますと、「ある少女」の狂気的な愛が引き起こしてしまった殺人の話です。

とまぁ、普通の作品ならここまで話すとネタバレになってしまうのですが、恐らくそうはならないのがこの作品の特徴。理由は上記の通り。ここまでの話、嘘か真か――彼女(老婆)が真実を語っているとは限らない、という訳です。

この「真実を語るとは限らない」という要素が物語を非常にややこしいものにしています。特に初回プレイの面白さは格別ですね。もろに疑心暗鬼でした。短い作品ながら、どんどん想像が膨らんでしまいます。狙ってか狙わずか私は作者様の術にあてられてしまったようです。
そして、幾つかのEDを迎えるにつれ想像の中の物語が落ち着いていく、そんな中、ED4からED5にかけてのどんでん返し。
……実に厄介な物語だと感じました。

物語、形式、共に優れた良作です。




さてさて、
ここから下は私の語り(妄想)。ネタバレなど注意してくださいね。

郷土民話集を読んでいた時にふと頭に浮かんだ事を申しますと、
この主人公は老婆を食べにきた鬼だったのではないでしょうか?

いやはや――
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