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2024年11月26日
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「休談_11話_civ内1ターン」

2009年11月26日
関連:「Dwarf Fortress





最近「ルビコン―共和政ローマ崩壊への物語」という本を読んでいまして、こういった本を読んでいると無性に「Dwarf Fortress」というゲームがやりたくなってきます。そして「Dwarf Fortress」の事を思うと、まだ見知らぬ文明、それが持つ巨大な歴史像について知りたくなってきます。
ゲームって基本勉強の邪魔ですけど、知識欲をくすぐる側面もありますよね。

本の方は題名の通りローマを扱った内容のものです。ページ数は多いですが、訳者の書き方が固くなく、一部読みにくさはあるものの分かりやすく興味深い御話が多く載せられています。
図書館で借りる本としてはオススメです。

そして本題、ゲームの方。
「Dwarf Fortress」は外国製の入植/冒険SLGフリーゲームです。

内容としては、
ドワーフの国から送られた開拓者達が新たな地で要塞を建設し、そこで自給自足をしながらどんどん要塞を大きくしていく――そんなゲームです。

・穴を掘り、住居を造る。
・土を耕し、農地を造る。出来た作物は倉庫へ。
・木を切り、鉱石を掘り、倉庫に運ぶ。
・倉庫に蓄えた材料で料理や生活用品、交易品、武器等を作る。
・襲ってくる狼や鷲など外敵から身を守るため、身体を鍛える。
・交易商人を呼び込む為に土地を整備し、道路を敷く。
・執務室を作り、食堂を作り、個室を作り、要塞をより住みやすくしていく。
・噂を聞いて新たなドワーフ達がやってくる。
・↑を繰り返し、要塞を大きくしていく。
・ある程度大きくなると悪しき者達が攻めてきて戦争に……

大雑把に挙げていってもやる事が沢山あるゲームです。
それをみんな細かく自分の思い通りにできるのですから、SLGが好きな人には堪らないゲームなんです。
最近では有名になった「Civilization」、あれの"開拓者"を大きく取り上げた作品だと考えると分かりやすいかもしれませんね。

超激辛様でもレビューされた事があり、非常に骨のある外国製フリーゲームです。「外国製フリーゲームは取っ付きにくいけど、面白さは和製以上」とおっしゃる人もいます。そんな人達の思う所の片隅にはこんな作品があるのではないでしょうか。

相当なゲームオタク向けなので安易にはオススメできませんが、
一大文明も一つの入植から。Civilizationも開拓者一つから。ローマも言い伝えでは「ロムルス」と「レムス」という兄弟の手によって始まったそうです。
そういう文明の起こりに思いを馳せられます。

私としては、今作は『教材』として捉えておきたい、そんな作品です。
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